INTERVIEW

黒酒愛好家

vol.15

菅 洋司 さん

肥後丸乃屋
代表

熊本県

「熊本からあげ選手権」3年連続優勝&殿堂入り。この味をただ守る

「熊本からあげ選手権」3年連続の優勝と殿堂入りの快挙を成し遂げ、さらには「第一回チキ1グランプリ」の優勝も果たした、熊本市本庄の唐揚げ店です。ボリューミーな鶏肉とジューシーな肉汁のうまみ、門外不出の食欲ををそそる自家製タレが多くのファンに愛され、百貨店の催しや海外のイベント出店などでも人気を博しています。ハワイやシンガポール、台湾では「海外向けに準備した味付けより、本店で販売しているオリジナルのほうが売れる」という、国境を越える美味しさの唐揚げ。”隠し味”に黒酒が使われています。

–唐揚げ。人々に愛され、生活に身近な”普段の”美味しさを

 唐揚げ専門店です。熊本市本庄で営業し、国内百貨店の催しなどでも出店しています。コロナ前は海外のイベントでも出店してきました。会社を法人化したのは平成27年。もともと八代に前身の店があって、10年の営業後、ここ本庄で肥後丸野屋を移転開業しました。お客さんの”普段の食事”を考えたときに、唐揚げがいいなと思ったのが店を始めたきっかけです。いろいろな食品の販売を経験してきましたが、今こうして唐揚げに辿りつき、長く続けさせてもらっています。

–シンプル。そして飽きのこない味はやっぱり大切

 唐揚げのこだわりとしては、シンプルな味付けで、飽きのこない味に仕上げていることです。冷めても美味しくいただいてもらえるようにですね。というのも、「揚げたては美味しいけど、家に持って帰って冷めたら美味しくないもんね」というお客さんの声をこれまで耳にすることがあって。だから、まあ揚げたてには勝てないかもしれないけれど、なるべくそれに近づけていこうと。だから味は調味料を工夫していて、柔らかさ、ジューシー感がいつまでも続くようにしています。塩からあげの「塩」は、味というよりも塩麹の意味が大きいです。

–はっきりと違う。黒酒を使うのと、使わないとでは

 黒酒を調味料に使っています。肉が柔らかくなり、唐揚げの味の大きな肝になっています。黒酒との出会いは、ネットか何かを見たときだったと思います。それまでは地元の酒を使っていましたが、調味料を再考するなかで、肉の組織を「アミノ酸に変える」黒酒を知って使うようになりました。使用するとしないとでは、食べた時にはっきりとわかるくらいの違いがあります。味がまろやかになって冷えてからも美味しい。今では15、6年の付き合いです。使い方は、肉と撹拌機に混ぜて使っています。隠し味として欠かせないレシピです。

–海外でも、熊本販売のオリジナルが一番人気。丸乃屋塩からあげ

 海外でのイベント出店も多く行っています。コロナ前に行ったハワイや台湾でも、唐揚げは大人気でした。海外出店の準備段階では、海外向けに甘酢だったり、アンニョム、スパイシーだったり、現地向けの味を用意していくこともあったのですが、ありがたいことに、オリジナルの味の反響が一番良くて私たちも驚きました。そのとき食べて美味しかったからといって、シンガポールのお客さんがわざわざ熊本まで唐揚げを買いに来てくれたこともありました。

–「熊本からあげ選手権」3年連続優勝&殿堂入り。この味をただ守る

 2014、2015、2016年の熊本の唐揚げコンテストで3年連続でチャンピオンになり、殿堂入りしました。その後の2018年「第一回チキ1グランプリ」でも優勝ができました。近頃は唐揚げブームもあってたくさんの唐揚げ屋ができましたが、私はあまり、他店とうちの味を比べないようにはしています。お客さんも味の好みについては十人十色です。私たちは、自分たちができること、自分たちの味をしっかり守っていくということを、ただ続けていくことが大切だと思っています。

PROFILE

菅 洋司/肥後丸乃屋 代表

熊本県出身。食品関連業の会社に従事した後、肥後丸乃屋前身の菅商店を八代で起業。当時40歳。丸乃屋塩からあげの新商品開発をへて、熊本市本荘にからあげ専門店をオープン。レシピ開発には、全国の有名唐揚げ店50店舗を食べ歩き、研究。現在は本店販売とあわせて、国内百貨店での催事、海外イベントなどで販売する。

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